ヤゴの抜け殻標本(仮)全12のカタログ

オベリスク姿勢と呼ばれている 体の熱を冷やす姿勢のようです

前回のこぼれ話の若干の続きと全12種のカタログになります

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mercari-shops.com

 

採集したヤゴさんの塵埃を除去している際 あれ? 嘘だろ!慎重に集めたはずなのに

足先の鈎爪状の部分が 無い!とか あれ?壊して無くしてしまった?と製作中に

むむむ・・ となる事も有ったのですが 脱ぎ捨てる際や その後風に吹かれて

取れてしまうのかもしれません。

最初の画像の抜け殻もロープに掴まった爪の片方は取れてしまっていますね

役目終えているのですから脆いのでしょう。

 

ずんぐりした 水面下での活動に適していた形から  抜け出て 

柔らかい羽や体が空を舞う軽く乾燥した形態に変化して~と 時間経過の

間に からからに乾き残った 抜け殻と 劇的な変化をとげ空に向かった本体

進化と環境適応力に見える 種の力強いいとなみはすごいなぁ~

昆虫世界に魅せられる人たちの気持ちの一端を垣間見るのに充分な

陽光に照らされた飴色の 抜け殻の存在感はただならなかったのです

 

ああ これ見せたら感動してもらえるかなぁ~

と嬉々として採集していたときの興奮は 端々の細かい繊細さまでは理解できてなかったのですね、ひっつき草やひっつき虫など称される 草の種の仕掛けと同じような

すさまじく細かい刺状の部分で 壁面であったり茎等の細かい大凸部にしっかりと掴まって居る事にすぐ気が付き小枝を拾って個体ごとある方向に力を入れてみると採取が可能ではあったのですが ミクロやナノの その機能は 壁事はがす や 茎事はがすなんて荒業しなければ末端の機能は失われる物事なんでしょうね 専門家で有ればそこらえの厳密な方法を心得ているのでしょうが いかんせん素人

そこらが標本とは言えぬ 半端な物事と思うところであります。

 

 

標本(仮)といたします。

 

アカネ属と言う 全国的に生息している種類の 

ごくごく一般的な トンボで アキアカネかナツアカネなのかは判断できません

その ヤゴの抜け殻 となります。曖昧で申し訳ない。

 

 

 

飾って眺めてなんぼ・・かとの思いから  

不安定なものは台座付きであったり それも必要ないと思う方も居られるはずと 

比較的安定感のあるものは台座無の 2種 

フェルトの敷物

保管用外箱 でセットになっています

 

形状は 長方形 四角形 円柱 太鼓型 六角形の5種類です

いずれも 正確な面 正確厳密な形状ではありません

 

以降個別の特徴状態の説明になります。

 

 

 

メルカリ管理番号001

ヤゴの抜け殻標本(仮)その1

太鼓型丸

ヤゴの抜け殻標本(仮)001 太鼓型丸

セット内容

側面がラウンドした形状なので レンズになり拡大して見えます

 

メルカリ管理番号002

ヤゴの抜け殻標本(仮)その2

円柱形状

円柱形状

セット内容

ポーズがだいのじに広がっていたためこの形におさめました

台座は丸ゆえ 転がってしまうのを避けるため

 

 

メルカリ管理番号003


ヤゴの抜け殻標本(仮)その3

四角柱1

採集した中でも 小さめの こじんまりとした個体でした

全体サイズも小さく箱も小さくなりました

気泡が背中の開口部より 抜ける最中に硬化がおわってしまったので脚先などから

ゆっくり集まって開口部エッジから浮き上がらなかった模様

 

 

メルカリ管理番号004


ヤゴの抜け殻標本(仮)その4

四角柱最小

四角柱最小

 

セット内容

コンパクトなポーズだったので 樹脂部を 際まで削ったので細部を眺めるにてきしているやもです。

 

 

 

 

メルカリ管理番号005

ヤゴの抜け殻標本(仮)その5

四角柱最大

横置き台座はやや 難ありで木取りを間違って 木目に沿ってVの字に作ったため

割れやすいものになってしまいました 作り直しても良いのですが えらい硬い木材で

くじけたので ご勘弁ください

セット内容

下あごが樹脂硬化中回転してしまい やや首を傾げたような 印象

謎のエクトプラズムのごとき 煙状に なんらかの成分が 漂ってます

色々に難のある 珍品ではあります。

 

 

メルカリ管理番号006


ヤゴの抜け殻標本(仮)その6

四角形1

二列目の脚がかけていますが採集時点でなかったと思います

どの面で置いてもおさまりが良いので台座は無しとなりました

胴体ふくぶが 虹色になってる 不思議な魅力の偶然の完成形です。

 

 

メルカリ管理番号007


ヤゴの抜け殻標本(仮)その7

四角柱回転1

樹脂硬化中に内部で 回転し やや斜めになってます

縦置き横置きを可能にする台座にしました。 台座は床に置き忘れたら 危ない形状

脚がしっかりした印象です

 

 

メルカリ管理番号008


ヤゴの抜け殻標本(仮)その8

 

四角柱2

やや本体の周りに  煙のように 何らかの成分が漂った個体

横置き台座は不安定極まる メビウスですね なんらか作っている間思ってたのですが

忘れましたw 探り探りだったもので・・・

 

前脚四本が前方寄りになっておりぶら下がっていた印象 色々の偶然が 個体ごとの違いになってます。

 

 

 

 

メルカリ管理番号009


ヤゴの抜け殻標本(仮)その9

 

四角柱オフセット

 

左寄りの切り出し  右寄りに間を設けたのは 一応作為的です 猫の毛や塵が入ってしまいましたが そいら気にしない! って方向けですね。

これもへんてこな台座付き 上に乗っけるしか できません。

ヤゴさん本体は整った印象です。

 

 

 

メルカリ管理番号0010


ヤゴの抜け殻標本(仮)その10

四角柱回転2

 

硬化中の樹脂の中で  回転した個体で  横置で眺めるのが収まりの良い感じゆえ

横置き台座にしました。 この台座も床に置き忘れたら あぶない形状・・

 

セット内容

台座形状もシンプルに

 

 

メルカリ管理番号0011


ヤゴの抜け殻標本(仮)その11

六角形

 

開いたポーズだったのと やや奇をてらった形  今回最大の大きさの完成形です

セット内容

形状ゆえの試行錯誤も多かったもので 休み休み作業せざる得ず 

正解の見えぬ作業でしたが そこ何とか!と気合で乗り切ったものです。

楽しさにつながればなぁ~です。

 

 

 

 

メルカリ管理番号0012


ヤゴの抜け殻標本(仮)その12

四角形 最小

抜け殻のポーズが最も小さく

頭上に出っ張った凹凸の有る壁面(オーバーハング)な場所に張り付いて居たので

背面に反った状態で 前後の寸が短くなりこのポーズになったのです。

台座も変に凝り性がでて 有機的 B級SF調とでも言いましょうか

 

カタログとタイトルにしましたが どうでしょう?

大体の内容は御理解頂けたでしょうか?

一個体ごとの微妙な違いですが まー違うんですよ 

出来の良しあしは若干凸凹したのですが どれも同じ分量だけ 熱量が必要でした

数が多いと体力勝負になって 最終的には時間的にも妥協せざるを得ない様となりました事御理解頂けたらと思います。

 

画像を眺めて かなりの分量 お腹いっぱいに 充分みたから良い~と

そんな方いても 仕方ないかもですが 実物を手に取って見た!ってのが

作る~の 原動力  衝動になったので そこから 

生命賛歌え至ったのは作者の主観ですので 

手にした方 それぞれの 楽しさになったら 作ったかいあったなぁ~ですね

ぜひ手に取って見ていただけたらってのが本音ですね。