こんなものを作ってみた

ここで一片の詩をご披露


儚き一瞬の輝きに思いをはせる

その一瞬は尊き自然の一環の奇跡の一瞬で
その環は時を重ねさらに続いて行く螺旋の上昇運動


個は儚いが種のいとなみは螺旋運動の力強い上昇を続ける

その瞬間の一点に過去と未来を想う


要訳 本音

作者談

昆虫採集の標本は苦手でした 秋のある日飛び交うたくさんのトンボたち
そのさなかヤゴの抜け殻に気が付き 眺めたところ 興味深し!カラカラに乾いた
トンボたちの脱ぎ捨てた抜け殻は 繊細で壊れやすく 吹けば飛ぶような軽さ

似たような物として 蛇の抜け殻や さなぎ カマキリの卵 ハチの巣
一見 自然の生き物たちの廃品の様ですがよっくと見たら 
その繊細さに気が付きます

 

後に続けとばかりに空え

自然に帰すべきが正しい事は充分承知の上で手元に残し
損傷を防止するべく透明樹脂を使用して
美しい精緻な細部を眺める事を可能にしました

 

抜け殻の主は空を飛んで種を存続し また新しい季節を迎え
そのプロセスを続けてゆくのです いささかエゴもあるのですが
その自然の一点の美しさは一見の価値あり!と 勝手に思い込んで
製作に至りました。

水の中で適した姿の中 空飛ぶための羽のポケットを背負って暮らしていたのですね。

 

ありがたい御利益や絶滅危惧種などの希少性は御座いません
あしからず 

また特別高価な素材でもございません が!一個一個手探りしつつ
作りました!完璧とは言えませんが悩みつつ指紋すり減らし磨きました
どうか一つお手元に。

 

出来上がった!とんぼ とんだ!と 半分ダジャレの屋号のハンコも削って

(綴りが間違ってるとか 野暮な突っ込みはご勘弁ください 

見た目の収まりのよさ優先です)

 

ここまでひっしこいて作ってきたのですが 名称が悩みです 

標本と言えるほどの正確さは無く ペーパーウエイトには軽すぎるし

どうしましょう。

 

 

 

飛び立ったトンボの残した抜け殻

 

こんな感じに・・・・なりつつある~~~。


これじっさい見た夢なんですけども

元々寝ているときに見る夢なんて 荒唐無稽当たり前~~で

火の海で涼しい顔して おでん食べようが

近所の景色の中 〇ィンカーベルのように 空飛んでようが~

まぁまぁ 驚きはしないのですが~~

 

こんなんを見たんですね  ゆめで・・・

 

こんなんみた1

こんなんみた2

こんなんみた3

昔よく見たゆめは クマに追いかけられるゆめ これなんか古典的な
体調不良とかの時にみるゆめな気がします 不安症?まぁ 恐怖の象徴な感じで

 

次に多いのは  バイクのエンジン不調で おい!しっかりしろ愛車!って

シチュエーション これも  不安症ぽくは有りますが うぇい~~絶好調!

走る走る~~!!って気分の良い 楽しいゆめだったなぁ~と 起きるのが

もったいなく二度寝で続きを見るなんてのも ありまして 余りネガな印象も

有りません 皆さまも 御覧になるでしょう ネガゆめ思い出しました!

 

学校に遅刻するゆめ・・・・あの建物に吸い込まれて行ってたのなんて

まさにうん十年前で だのに~まぁまぁ校舎内の空気感や 雷雨の夕方の下駄箱の

とか 状況説明が 克明に鮮やかだったりと ううう・・しんどい が 懐かしくも

有る・・ って感じだったりです。元来わたくし学校嫌いだったもんで ネガ分類の

ゆめに 学校のゆめは 入ってしまいますね 禁止されている 自転車闇通とかを

現在乗ってる車で行くとか  変に現代版に変換されている事も有りますが なんでしょうね  通学路の行き来の 友人と買い食いだの 現存しない店に入るなんて

出鱈目の再構成のものもみるのです。

 

まぁ  予知夢は昔っから 断片でみて 後で答え合わせになる ってのを

理解してからは  あーこの夢は ソレ方向のと 見ているさなかに想ったり

瞬間の断片をつぶさに記憶しています。 

 

で ですよ 初老!  実際見たゆめですが 作品のネタに 創作してないか?

ゆめで~ はっはぁ~~ん さては自作自演? とも思うのですが みたままですので

しょうが有りません 人に言われて  信じて見て  そう見えていた ってのも

象徴的ではありますが 実際見間違えるほどの 現実の衰えも無く 見間違っていた

ご老人に むやみに怒ったりせず ただ その全体像に  初老感w ってのが

面白かったのと  驚きを持って感じたのでした 年取ったなりの面白さかもです。

 

こんな感じだった~~

色々に紹介したいことも有るのですが

極々個人的な物事 友人との関わりの中で作った物も多く ここら辺は

全くの その方だけに~~と やや内容的にもタイトな物事ですので

控えます 記憶にとどめておきます。

 

 

くもねこ

 

 

 

手元に残っている物で過去に販売を目的に作っていた

 招き猫 作ってみた!の紹介となります

 

その当時色々に忙しかった事も有り 試行錯誤のなかタイミングも悪かったのか

販売用に内容紹介のページを設けたブログサイトが終了してしまったりで

不発に終わってしまったものでして 

 

まぁ その当時は色々に想っていた物事も

時を経て変化して 今ならこうするのだが・・ との思いももたげるのですが

むしろ それでよかったのさ!と言う肯定的な想いの方が勝つのです。

 

 

 

クモスケ招き猫

基本中の基本ってなもんで 貯金箱になっているあいつを参考にしたものでして

各部の着色も おしゃれ前掛けなんかもひねり無で造形したので 素朴です

 

元になった物は 張り子細工や堤人形でして もっともっと優しい風合いの造形です

作った当時は その優しい造形に 物足りなさを感じて セミリアルと言うのか

飼っている猫眺め うんうん!この格好がかっこええ!とか取り入れて造形したのです

色の着色次第で飼っていた猫ちんを 再現することも可能か?とか その際に

顔かたちなども 手加えれば似顔絵のごときも 可能だろうなぁ~なんてね

全体の造形を 基本形になりうる~を 目指したニュートラルな物にしたのですね。

 

険しい顔付にすることも とぼけた顔立ちにも~ ちょっと手加えたら楽しかろう

ってのは今見てもワクワクできます。

 

焼き物のつやつやの仕上がりに憧れ 厚めのクリアー塗装でつやつやに

作ったのでした。

 

つるつるした表面の物は色々が写りこんで写真に撮るのは難しいですね。

 

赤べこ調クモスケ招き猫

東北人のクモスケは御近所の名産 赤べこさん(牛さん)も大好きでして

赤とシルバー組み合わせたら  消防車ちっくでもあります

 

乗り物好きのクモスケ 塗装に使う塗料も カースプレー(自動車補修用塗料)

であったり プラモデルを作る際に使うホビーカラーから選んでいて

好む色味が 乗り物系の色になりがちです 幼少期鉄道模型などにも憧れたのですが

あの路線はどれも精密な作りで製造技術が高度なのでしょうね 価格も高価で

大人の遊びにて あこがれだけで 触れずでした。 昨今tvなどで見かける

 鉄道好きな人たちの熱心さは尊敬に値する 好きな物に熱心な人たちを見るのが好き

っておもってまして その路線の使われている 色味で 特急の肌色と小豆色?とか

ビリジアンのようなグリーンとビビットなオレンジ色などなど

塗ってみたら楽しいだろなぁ~とか ジャンルごとの好まれる色の違いも生かせば 

変わり猫は持つ人の 属性にそった遊びができるでしょうね。

 

鉄道模型欲しかった頃 プラモデルや自転車遠乗り

ラジコン遊びですら 高価なおもちゃで 通称ラクダバッテリーは短い稼働時間

バッテリーの予備なんて買ってもらえるわけも無く~~

ヘタレたニッカドバッテリーに何時間も充電時間で 前の日の晩から準備 

遊ぶのはたった10分 切ないなぁ~ 今思うと・・・・

クモスケ招き猫しろちゃん

最初の基本形の 装飾要素を施さなかった 素も素の 白猫ちゃん

物が手のひらに乗るサイズ 成人男性の親指程の背丈なので 余計な装飾施さない

シンプルも案外いいです。

 

 

クモスケ招き猫キジちゃん

キジ猫も何度も飼ったこと有り好きな模様 性格がワイルドで神経質だったり

野生に近い印象の奴が多かった気がします。

 

 

クモスケ招き猫古代調

ゴールドに塗ったら  やっぱこれは欠かせないって古代風ですね~ 

あとで知ったのですが 一緒に埋葬された猫とかもいて 偶然も偶然そっくりな

物をみたのは作ったのちでした・・・

クモスケ招き猫古代調2

クリアカラーが長時間経過して本体のレジンの収縮について行けなかったのか

 貫入(かんにゅう=陶磁器など冷める際に釉に入る細かなひび)風の ひびがはいって

ました この招き猫にはちょっとした味になってますが・・

 

曲率が高い物に塗装するために作られた塗料でなかったからひびになったようす

カースプレーなどは平面に塗ることの方が適していて乾燥が早い分曲面に馴染みづらいのでしょう。揮発溶剤の入った主剤に顔料が混ぜて作られているのでしょうから

主剤の収縮と伸びの具合で面が切り替わる角などは先に多めに吹き付けておくのが

トラブルを避ける方策ですが~~本来の使い方に合ったものを使わないといけない典型ですね。

 

オートバイのヘルメットペイントを施した際も メーカーの違いで塗装が乾燥する際の

収縮率の違いで 複数メイカーの塗料を混在させ使った時に失敗した事も有ります

材料も安くない 新品のヘルメットも安くない 手間暇かけてマスキングして

最後にひび切れが起きたときの落胆は悲しいものありました  色々失敗したな~  

脱脂不十分で簡単にはがれてくるとか・・ 複数の素材を組み合わせなければならない際は 充分な実験と工夫うが必要です みなさまご注意あれ。

クモスケ招き猫オレンジちゃん

置物としての楽しさを追って これはどうだ?って実験的な奴

書き文字 fungo velenoso(イタリア語で 毒キノコ)

クモスケ招き猫オレンジちゃん 毒キノコ

かなり手抜きであったはずなのですが 面白いです ある意味出鱈目も 楽しんで

やってるものは クレージー楽しい って 有ります。

 

クモスケ招き猫グリーンちゃん

ヘルメットのペイントで 絵入れてくれ! とかの要望もチャレンジしていたこともあり このロータス (蓮のはな)楽し。 

クモスケ招き猫グリーンちゃん ロータス

クモスケ招き猫ブルーちゃん

クモスケ招き猫ブルーちゃん 海!

連作でして オレンジグリーンブルーって出来れば並べて飾ってほしいところです。

 

 

色々に 面白さ 楽しさ を追って工夫なのですがここらの楽屋落ちのような話は

案外 語らない事の方が まるなげして おもおのの気持ちにお任せ~

と言うシンプルな 一つの提案の形として 自然な有り方かもしれません

遊び方は各人が御自由に~感が有って 良いのしょうね 本来的なのかも。

チョット無口な方が ミステリアスで素敵!←どの時代だW

 

 

むやみに 誇大に どう~~ですかぁ~~!!と奇怪な大風呂敷広げたりして

商売のネタに 我田引水牽強付会なムードを作って

プレゼンテーション詐欺みたいな事が商売上手!儲けたものの勝ち~であると

浅薄だなぁ~~と 色々に大事に思ってきたことも 古臭かったりはするけど

地味な物事を軽視して腰の据わらない物事から 生み出される物事は個人的に

ツマラナイ物事にしか見えないんですよ 

 

まぁ一個人の屁理屈ですが 紆余曲折ありきの~ 閑話休題

 

携帯電話の裏側に絵描くとか その種の 町の画伯系のノリですね サーファーが

常に身に着けるもので 心は海と一緒に居る的 心慰みですね。物好きの洒落自慢の

ネタに よる界隈で 飲み屋のおねー様に 素敵!って食いついてもらうネタだの

小ネタになりうる 楽しさってのも 良いです! 海や 海岸 イルカやクジラ

楽しいリクエストあれば 今でもちょっとチャレンジしたい物事だったりします

安い料金で たくさん書いて 技能向上して~~って 町の画伯レベルが向上

って・・・ もはやその修行に費やす時間はクモスケにはありませんが・・ 

 

クモスケ招き猫木目ちゃん

これも実験的なもんで 科学素材のものと 天然素材のもの 今で言うフェイク

昭和べた のクモスケは合板やプラスチックに木目の印刷なんか 当たり前で

偉そうに天然木で作られたなんちゃらとか 外国からの輸入木材で作られた~

とか ほほう!素晴らしい と 一過性で思った事も有りましたが 一回りして

足るを知るに いたってまして フェイクにはフェイクの良さが有る って

むしろ その素材ごとのありがたみに興味が有るので 安い高い 希少だ などなど

どーでもよいのです。乗り物全般にもそれは反映していて それぞれの最高で良いと

伝統工芸がぁーーとか  芸術的価値がどうのこうの~~とか 

その種の論争のカヤの外で行きます~~って感じです。

 

クモスケ招き猫木目ちゃん サイドビュー

楽しんで作っていて 未完成のものですね。

クモスケ招き猫ブランク1ちゃん

塗り絵のための ベース色のみの物でしてリクエストあれば 「塗ってみます」

呈で用意していたものです。

 

カースプレーのアクリル塗料で塗装したもので レジン地肌に足付けし プライマー

ソリッドのホワイト と順で塗ったものですので 作るにチャレンジする際は

慎重な方は 全剥して 造形をさらに施すや 使い慣れた塗料で塗りなおしても良いでしょう

 

 

 

クモスケ招き猫ブランク2ちゃん

メルカリの販売ページです興味お持ちの方は是非。

mercari-shops.com

クモスケ招き猫ブランク3ちゃん

ほぼほぼ 余談ばかりでしたが こんな感じだった~~でした

興味持って読んでくれた方 おられましたら雑文にお付き合い有難うございました!

 

次回の記事はあるかなぁ~~

こんなものを 作ってきた~~

クモスケならこう作る!って鼻息荒げ作ったけどね・・

非常に安直な  性格だもんで このブログのHNも  

 

クモスケが作るののだから  クモスケクラフト 韻踏んでるしヨシ!

って安直なんです 因みに雲助でして 他の所でも 挨拶代わりに

蜘蛛でなす  雲助です~~ってのが定番でした。

 

雲眺めてね あー 空と地面が逆さなら 空に落ちてゆくのだなぁ~~

で 青空は途方もない距離 雲は当方もなく 大きくと 夢見がちなお子だったので

大気圏100キロ程度と知ったときは少しガッカリしたのでした・・意外と空って

 

今でも雲眺めたりは好きでして インスピレーションの元ですね~

 

そうそう!こんなものを 作ってきた~~でした 

未知との遭遇風 招き猫 との遭遇~な画像を撮ってですね

自己満足して友達に 欲しいと言われても無いのに配ったりしてました

 

猫は可愛いのだから デフォルメして可愛くし過ぎる~~って

他所の人の作ったものを批判的にとらえ くもすけならば こう作るって

若干天邪鬼な思考で 作ってみてたのですね だどもね 目大きく作ってたり

結局可愛くつくってるのですよ そこらが なんか あざといとか

想っていたのです 今は そんなの どっちでもいいわな って思うのですが

 

時はたちますね~~十数年前の物事です

レジンっておもしろいなぁ~っとはまっていた時期

 

まぁ 当時は いい!って思っていたのですからね それでいいのです。

 

色々つくっては友達に あげたり 手元にある物は少なく

 

バイクシュミだから ガソリン炊いてタイヤ減らして 良い景色見る

壊したり 治したり~ってのは 美味しいものが大好き~ってのと

似たものあって  消えモノなんですよね~

楽しい記憶 身体記憶であります 

 

 

自転車のミニチュアとか作っていて ん~どうにも 芯を食う所まで行かなく

技術的にもうまくいかん!ってとこも有って であれば 

と大体の理屈は知識として知っている バイクモデル作りはどうよ?

って作り始めたのが トライアルバイク 

色々に 作戦練って 工夫したら面白かろうと ちんまい物と格闘


上の画像は作り始め・・・色々がおかしいけども どこまでやれるかチャレンジしてました~でコツコツ試行錯誤して~~細かい部品削りながら一個の部品作るのに数時間 

粘るも指先から飛ばしちゃって無くしちゃったり~ レジンの切削性の良さがかえってミスを誘発したり 素材の特性理解も大事だったりと 知ってると思ってる事でも

実際はもっと深い~学びなおしに 至ることも多いのだなぁ~と痛感したり

 

かいもん も集まってくると なかなかの分量に

 

仮組を繰り返し・・ 満足したり ミスに気が付いたりの 繰り返し

人の目ってじっさい見ている以上に見えて居たり 細かな違いを冷徹に捉えていたり

そのうえ ミニチュアでは  一本線が内回りしてると 現実の物であれば何倍も寸法の違いになってしまうのですから あらかじめスケッチし割り出した寸法が当て外れだったり 実寸より大きな図面で正確な寸法を捉える などが大事なんでしょうね

実物を触って 知っている素材ごとの部品に現れる風合いの違いが 機能美からなる

集合体になってるなど  経験から理解している分だけましなんですけどね

ドラマ性とか  あった方いいよねと・・・・

スピード競技の迫力ってのが徒競走だとしたら 同じ道具を使う競技で トライアルは

体操競技のような身体能力が必要なんでしょうね 人馬一体に至るまでの道のり険しく

もはや 真似も出来ない領域で 2メートルからある 岩に飛び乗ってしまったり

オートバイを走らせることが出来る~が歩くことが出来る幼児であれば 

トライアルバイクの競技者は登山家のごとしでして・・・

書くいう私もバイク好きですが歩くのやっとの幼児です そこらを

踏まえるとフィギアの作りがやや弱く  バイクモデルとフィギアの等分に作れてる?

ってのも充分とはいえない 人物彫刻のような表現力も必要でしょう

物作るの面白さと  厳しさでしょうね~課題も多く未完成であります。

 

情景を作るー  ってとこまではやっていた

紆余曲折ありの 数年前の出来事でして 続きに挑むか!再度別な形でなんらか動かせるか?は未定です 手のひらに乗るような物事ですが 

物作るには まだまだ広がりがあるので 現状は楽しさ優先で良いと思ってました。

 

お友達に プレゼント作ったり してた頃

ものつくって きた~~も 備忘録の内容でまた記事に出来る事有ったら記事にしますんで アレコレ雑文読んでいただけたら幸いです。

 

TONDA トンボのヤゴ標本?の製作こぼれ話

集めてきたときの ポーズで大きさが違います

前回の記事の続きになります

去年の秋に 作ってみたい! と作り始めて暇をみては 削り 磨きの日々でした

過去に透明樹脂のペーパーウエイトを作ったことが有り 最適な素材と思い

使用したのですがこれが難儀な素材で  固いような柔らかいような不思議な素材

A液とB液を混ぜた時から化学反応が始まって硬化してゆくのですが

型から抜き切ったり削ったり磨いたりできるのは24時間後

放置しておくと表面が硬化し にわかに硬くなった?と磨くとまた柔らかくなる印象

内部は化学反応が続いていて極わずかな表面 空気中に露出している部分だけ固い

そんな感じで 後先考えずに簡易な型で作業を始めたのが混乱の始まりでした

 

形状やそれぞれに目指す完成形の自由度が欲しかったので作業できる余地あった方が良いと 削って 磨いて 完成させるを選んだのですね エンドレスな状態に・・・

 

極小さな傷もラッカーシンナー系のクリア塗装してしまえば消せると素材購入元の賢者は薦めいたのですが 手にしてくれる方が 磨くのに挑戦できたほうがいいかとも

想ってしまったのですね。 よって樹脂地肌です。

 

元来優柔不断な性格があだになったとも いえますね 悩ましい混乱の日々でした

完成形のつやつや ピッカピカの型を作って  それに流し完成形にする・・・

ってのが正攻法だったかもしれません。

ハンドメイドで友人えのプレゼントであったり販売したもの一品ものが多く

一つ完成させるのにやっとなのに  12個も作ったので

作業の連続が続き煩雑になり これは磨けた!  

これは完了した!と思いきや あぁこんなとこに傷残ってた・・と

年内完成はできぬまま 今年になって・・・  

理想は水鳥のスイスイ~なのですがね

水面下のバタバタ水かきの有る足で~ 実際は水かきも付いてないもんだから

バタバタしても進みませんでした。

削ったり磨いたり・・・

採集した抜け殻は 褪せたような半透明の乾いた まさに抜け殻でした

初見 おお!こんな精緻で可愛らしい  

 

水場での遊びはザリガニやカエルと遊ぶのがもっぱらで 

水藻がたゆたうなかウゴメイテいたのだろう ヤゴは地味な存在で

少年期は全く興味持つこともなくスルーでした。

 

 

 

が! カラカラの 乾いた抜け殻 本体は飛んでった~~~~~ってのに

グッときてしまったのですね、せっせと集め持ち帰り 家族に見せたら 

 

開口一番 勘弁! みなくていいよ~!気持ち悪い!

 

ええぇ~~~そうなの~~?まじかぁ~~;;

 

 家族の理解は得られず・・・ 

 

飛んでったんだよ~・・・とやや悲しくなる。

乾いてカサカサのやご

家族の反応で  マニアックとか ニッチな 物事?ええぇ~ 嘘ー!そうなのか?

と思いつつも

作業は続けました・・・わかってくれる人に見てほしーなーってのもあって

 

乾いた抜け殻に 樹脂の潤いが及ぼし 色褪せたていた模様が明瞭に見えるようになったのでしょう なんかシャープな印象になって 細部がほんと明瞭になったのです。

眺めては きれいだな~と

強い光源をあてると メタリックに光るのです 気泡が噛んでしまったのは半分失敗

ですがそれもまた 光るんです ルーペ使って細かな観察も楽しく興味深いです

 

そうでした  製作こぼれ話でした・・ 簡略な工程一連の流れを

きれいな筆などで 抜け殻表面の塵などをはらい  樹脂を流す型を用意

底面になる樹脂を流し硬化を待ち ある程度硬化したところに 抜け殻を配置

樹脂の比重より抜け殻は軽く 底面より浮き上がってしまうのを定位置に戻しつつ

抜け殻本体内にも樹脂を流しいれ 中性浮力にやっとなり 安定した状態で気泡が抜けるのを待ち 三度目の樹脂を流し 硬化待ち その後1週間程度硬化させ型を壊し

分割し 完成形に向けての 削る 磨くの作業となりました 

三度に分けて注型したので  側面から見ると三層になっていることが分かります

真空脱泡機などが有ればほぼ気泡も抜け管状の部分や空に向けてドーム状の場所も

気泡を抜くことも可能だったのでしょうが・・ たられば言うても仕方ないですね

 

細心の注意で埃塵 とったつもりでしたが 猫の毛が一緒に入ってしまったり

硬化中に斜めになったものも有ります 個々のポーズは 壁面に添っていた者

ロープ状のものに つかまっていた形 そのままです 完成時の大きさの違いも

大の字だったものは大きめに こじんまりしてたもの はこじんまりと小さめに

台座を設けたのも これは特別とか無く丸い形状が 転がってしまうのを避ける

そんな理由で作ってセットにしたのでした 保管やプレゼントに 箱が有った方良い?

と一個一個色紙とボール紙で箱作って箱入りにしました。

 

あぁ!  羽のポケット! とか 模様は?など 興味深い

 

抜け殻ですので 無価値と思う方も居られても仕方ないですね 

価値観のちがいですから 

作者 漫画家でもありまして ネタとして 思っていた事有りまして

森羅万象におよぶことと その瞬間が奇跡であり 奇跡的なんて 的付ける事

なんだい!その  的 って 的じゃないのよ  

そのまんまその瞬間が奇跡なんですよ!って 作品にする予定で悶々としていた中

去年色々あり そのさなかに ヤゴの抜け殻と未知との遭遇だったもので

この小さきものの 生命 サイクルの中残していった抜け殻 

まさに 奇跡 って まぁ 危ないくらい情緒的

そんな想いのなか  製作にいたった ものですのでプチ カルト感?

あぁ これが  照れや 自嘲の  ひねくれ者天邪鬼

 

まじりっけない正真正銘の奇跡の瞬間 見てほしいなぁ~~ ってのが

とんぼ  飛んだ! に込めたそのまんまの想いであります。

 

それ!売り物にするのかい! って 罵声あっても 気にしません

正直生活かかってまして なさけね~~笑い

そこらへんの葛藤もあって 標本って言う程の正確なデータや精緻さはなく

ペーパーウエイトってのも  なんか細い

ハンドメイドのカテゴリーなのですが 欲しい方いると信じて進みます。

 

 

すこし昔とんぼみたいですが・・

色々作ってきたのですが  手元に残っているものは わずかで

紹介できるものは後程 別記事にしようと思います。

ヤゴの抜け殻標本(仮)全12のカタログ

オベリスク姿勢と呼ばれている 体の熱を冷やす姿勢のようです

前回のこぼれ話の若干の続きと全12種のカタログになります

販売先 販売価格など興味持って頂けたならメルカリのリンクを張りますので

飛んでください

mercari-shops.com

 

採集したヤゴさんの塵埃を除去している際 あれ? 嘘だろ!慎重に集めたはずなのに

足先の鈎爪状の部分が 無い!とか あれ?壊して無くしてしまった?と製作中に

むむむ・・ となる事も有ったのですが 脱ぎ捨てる際や その後風に吹かれて

取れてしまうのかもしれません。

最初の画像の抜け殻もロープに掴まった爪の片方は取れてしまっていますね

役目終えているのですから脆いのでしょう。

 

ずんぐりした 水面下での活動に適していた形から  抜け出て 

柔らかい羽や体が空を舞う軽く乾燥した形態に変化して~と 時間経過の

間に からからに乾き残った 抜け殻と 劇的な変化をとげ空に向かった本体

進化と環境適応力に見える 種の力強いいとなみはすごいなぁ~

昆虫世界に魅せられる人たちの気持ちの一端を垣間見るのに充分な

陽光に照らされた飴色の 抜け殻の存在感はただならなかったのです

 

ああ これ見せたら感動してもらえるかなぁ~

と嬉々として採集していたときの興奮は 端々の細かい繊細さまでは理解できてなかったのですね、ひっつき草やひっつき虫など称される 草の種の仕掛けと同じような

すさまじく細かい刺状の部分で 壁面であったり茎等の細かい大凸部にしっかりと掴まって居る事にすぐ気が付き小枝を拾って個体ごとある方向に力を入れてみると採取が可能ではあったのですが ミクロやナノの その機能は 壁事はがす や 茎事はがすなんて荒業しなければ末端の機能は失われる物事なんでしょうね 専門家で有ればそこらえの厳密な方法を心得ているのでしょうが いかんせん素人

そこらが標本とは言えぬ 半端な物事と思うところであります。

 

 

標本(仮)といたします。

 

アカネ属と言う 全国的に生息している種類の 

ごくごく一般的な トンボで アキアカネかナツアカネなのかは判断できません

その ヤゴの抜け殻 となります。曖昧で申し訳ない。

 

 

 

飾って眺めてなんぼ・・かとの思いから  

不安定なものは台座付きであったり それも必要ないと思う方も居られるはずと 

比較的安定感のあるものは台座無の 2種 

フェルトの敷物

保管用外箱 でセットになっています

 

形状は 長方形 四角形 円柱 太鼓型 六角形の5種類です

いずれも 正確な面 正確厳密な形状ではありません

 

以降個別の特徴状態の説明になります。

 

 

 

メルカリ管理番号001

ヤゴの抜け殻標本(仮)その1

太鼓型丸

ヤゴの抜け殻標本(仮)001 太鼓型丸

セット内容

側面がラウンドした形状なので レンズになり拡大して見えます

 

メルカリ管理番号002

ヤゴの抜け殻標本(仮)その2

円柱形状

円柱形状

セット内容

ポーズがだいのじに広がっていたためこの形におさめました

台座は丸ゆえ 転がってしまうのを避けるため

 

 

メルカリ管理番号003


ヤゴの抜け殻標本(仮)その3

四角柱1

採集した中でも 小さめの こじんまりとした個体でした

全体サイズも小さく箱も小さくなりました

気泡が背中の開口部より 抜ける最中に硬化がおわってしまったので脚先などから

ゆっくり集まって開口部エッジから浮き上がらなかった模様

 

 

メルカリ管理番号004


ヤゴの抜け殻標本(仮)その4

四角柱最小

四角柱最小

 

セット内容

コンパクトなポーズだったので 樹脂部を 際まで削ったので細部を眺めるにてきしているやもです。

 

 

 

 

メルカリ管理番号005

ヤゴの抜け殻標本(仮)その5

四角柱最大

横置き台座はやや 難ありで木取りを間違って 木目に沿ってVの字に作ったため

割れやすいものになってしまいました 作り直しても良いのですが えらい硬い木材で

くじけたので ご勘弁ください

セット内容

下あごが樹脂硬化中回転してしまい やや首を傾げたような 印象

謎のエクトプラズムのごとき 煙状に なんらかの成分が 漂ってます

色々に難のある 珍品ではあります。

 

 

メルカリ管理番号006


ヤゴの抜け殻標本(仮)その6

四角形1

二列目の脚がかけていますが採集時点でなかったと思います

どの面で置いてもおさまりが良いので台座は無しとなりました

胴体ふくぶが 虹色になってる 不思議な魅力の偶然の完成形です。

 

 

メルカリ管理番号007


ヤゴの抜け殻標本(仮)その7

四角柱回転1

樹脂硬化中に内部で 回転し やや斜めになってます

縦置き横置きを可能にする台座にしました。 台座は床に置き忘れたら 危ない形状

脚がしっかりした印象です

 

 

メルカリ管理番号008


ヤゴの抜け殻標本(仮)その8

 

四角柱2

やや本体の周りに  煙のように 何らかの成分が漂った個体

横置き台座は不安定極まる メビウスですね なんらか作っている間思ってたのですが

忘れましたw 探り探りだったもので・・・

 

前脚四本が前方寄りになっておりぶら下がっていた印象 色々の偶然が 個体ごとの違いになってます。

 

 

 

 

メルカリ管理番号009


ヤゴの抜け殻標本(仮)その9

 

四角柱オフセット

 

左寄りの切り出し  右寄りに間を設けたのは 一応作為的です 猫の毛や塵が入ってしまいましたが そいら気にしない! って方向けですね。

これもへんてこな台座付き 上に乗っけるしか できません。

ヤゴさん本体は整った印象です。

 

 

 

メルカリ管理番号0010


ヤゴの抜け殻標本(仮)その10

四角柱回転2

 

硬化中の樹脂の中で  回転した個体で  横置で眺めるのが収まりの良い感じゆえ

横置き台座にしました。 この台座も床に置き忘れたら あぶない形状・・

 

セット内容

台座形状もシンプルに

 

 

メルカリ管理番号0011


ヤゴの抜け殻標本(仮)その11

六角形

 

開いたポーズだったのと やや奇をてらった形  今回最大の大きさの完成形です

セット内容

形状ゆえの試行錯誤も多かったもので 休み休み作業せざる得ず 

正解の見えぬ作業でしたが そこ何とか!と気合で乗り切ったものです。

楽しさにつながればなぁ~です。

 

 

 

 

メルカリ管理番号0012


ヤゴの抜け殻標本(仮)その12

四角形 最小

抜け殻のポーズが最も小さく

頭上に出っ張った凹凸の有る壁面(オーバーハング)な場所に張り付いて居たので

背面に反った状態で 前後の寸が短くなりこのポーズになったのです。

台座も変に凝り性がでて 有機的 B級SF調とでも言いましょうか

 

カタログとタイトルにしましたが どうでしょう?

大体の内容は御理解頂けたでしょうか?

一個体ごとの微妙な違いですが まー違うんですよ 

出来の良しあしは若干凸凹したのですが どれも同じ分量だけ 熱量が必要でした

数が多いと体力勝負になって 最終的には時間的にも妥協せざるを得ない様となりました事御理解頂けたらと思います。

 

画像を眺めて かなりの分量 お腹いっぱいに 充分みたから良い~と

そんな方いても 仕方ないかもですが 実物を手に取って見た!ってのが

作る~の 原動力  衝動になったので そこから 

生命賛歌え至ったのは作者の主観ですので 

手にした方 それぞれの 楽しさになったら 作ったかいあったなぁ~ですね

ぜひ手に取って見ていただけたらってのが本音ですね。